2010年 01月 26日
母と娘。
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お正月に母から厄除けのおふだをもらいました。
前厄だそうです。
私はそういったことに無頓着でほとんど母からのお札で知ります。
昨日実家に寄ったときに、まだ妹にお札を渡せていないということで
妹の仕事先にお買い物ついでに届けて、その後おばあちゃんちにも
夕食を届けたいと母から聞き、2人で出かけてきました。
接客業の妹は仕事中でも会えて少しなら話もできます。
母はお札を渡すことができ、そのあとゆっくり買い物を楽しんでいました。
私もおすすめ商品を聞いたりしながら、少しおしゃべり。
お店で妹にまたね、と言っておばあちゃんちへ向かいました。
お正月の挨拶もまだしていなかったなと思いながら運転しました。
おばあちゃんは今日出かけているからご飯を届けるだけと聞いていましたが
用事をおえて帰ってきていたおばあちゃんに会うことができました。
明るくチャーミングなおばあちゃんは昨日もとっても元気でした。
お出かけ先は、お友達たちと歌の会だったようで、歌の大好きな
おばあちゃんはいつにもまして生き生きしていました。
おばあちゃんから、思いがけずお年玉をいただきました。
母が私と寄ることを連絡してくれていたようです。
この年になってまさかお年玉をいただけるとは思ってもいなかったので
びっくりしました。
歌の会がとっても楽しかったようで、そのときの様子を教えてくれました。
歌が大好きで、会でも若い方のおばあちゃん。
お友達から声を褒めてもらえてとっても嬉しそうでした。
おばあちゃんと私がおしゃべりしている間、母はほとんど庭にいました。
寒い中、ロウバイの枝を切ってくれていました。
久しぶりにおばあちゃんのやさしい笑顔に会えて、元気を分けてもらいました。
おばあちゃんにも、またねと言って母と実家へ帰りました。
母はひとりで暮らすおばあちゃんのご飯や身の回りのことなど、
お姉さんと2人で協力しあいながら手伝っています。
運転免許がないのでバスや電車を利用して通っています。
車なしではむずかしい群馬での暮らしを考えると
容易なことではないだろうなと思います。
親子だからこそ、ぶつかりそうになることもあるようで、
優しい母やおばあちゃんでも色々あるんだなと思いながら実家をあとにしました。
おばあちゃんからのお年玉。開けて見ると、お手紙が入っていました。
初めてもらったお手紙です。おばあちゃんはいつも、自分は文字がニガテだと
言っているので、きっとこのお手紙も思いを込めて書いてくれたのだと思います。
私宛ですが、読んで見ると母への労いの言葉が書いてありました。
言葉ではいいにくことを私への手紙で母へ伝えたかったようです。
これは母に伝えなくてはと、急いで電話をかけました。
おばあちゃんが、お母さんにお世話になって、ありがとうって。
母はうれしそうに、
しおらしいところがあるのね。と言いました。
普段聞けないような母の言葉遣いが、母と娘の思いを表しているようでした。
妹を思う母、母を思うおばあちゃん。
涙がでそうでした。
母にもらったピンクのバラ。
自分ではあまり選ばない色ですが、部屋に置いてみると
やさしい色合いにほっとして、ぼんやり眺めています。
いつもありがとう。
by hhh0330
| 2010-01-26 12:59
| かぞく